磁気ノズルを用いた無電極プラズマ推進機は、宇宙空間における大電力推進機として期待される方式です。東北大学 大学院工学研究科 高橋和貴准教授は、無電極プラズマ推進機の推進効率を、約20%程度まで向上させることに成功しました。この方式では、無電極でプラズマを発生可能な高周波プラズマ源と磁気ノズルと呼ばれる発散磁場中で生じる自発的プラズマ加速を組み合わせてプラズマ流を噴射することで、推力を発生します。
www.tohoku.ac.jp/japanese/2021/02/press20210204-03-plasma.html