Discovery Alert: First Six-star System Where All Six Stars Undergo Eclipses – Exoplanet Exploration: Planets Beyond our Solar System

exoplanets.nasa.gov/news/1672/discovery-alert-first-six-star-system-where-all-six-stars-undergo-eclipses/
Six-star system: TYC 7037-89-1
The discovery: TYC 7037-89-1 is the first six-star system ever found where all of the stars participate in eclipses, a discovery made by NASA’s Transiting Exoplanet Survey Satellite (TESS). The system is located about 1,900 light-years away in the constellation Eridanus.

UW Researchers Turn Coal Powder into Graphite in Microwave Oven | News | University of Wyoming

www.uwyo.edu/uw/news/2021/01/uw-researchers-turn-coal-powder-into-graphite-in-microwave-oven.html
In a paper published in the journal Nano-Structures & Nano-Objects, the UW researchers report that they created an environment in a microwave oven to successfully convert raw coal powder into nano-graphite, which is used as a lubricant and in items ranging from fire extinguishers to lithium ion batteries. This “one-step method with metal-assisted microwave treatment” is a new approach that could represent a simple and relatively inexpensive coal-conversion technology.

漢字の手書き習得が高度な言語能力の発達に影響を与えることを発見 -読み書き習得の生涯軌道に関するフレームワークの提唱- | 京都大学

www.kyoto-u.ac.jp/ja/research-news/2021-01-27
大塚貞男 医学研究科特定助教、村井俊哉 同教授の研究グループは、読み書き能力の多面性に着目し、複数の大学から募集した大学生の漢字の読み、書き、意味理解の能力と、基礎的な認知能力、言語的知識の習得度、文章作成能力との関係性について解析しました。
本研究に先立って、本研究グループは日本漢字能力検定(漢検)の受検データベースを分析し、漢字能力が読字、書字、意味理解の3側面から成ることを明らかにしており、本研究はその発見に基づいておこなわれました。解析の結果、漢字能力の3側面の習得には部分的に異なる複数の認知能力が関わっていることが発見され、漢字習得に困難を抱える子どもには、習得が難しい漢字能力の側面とその要因(苦手な認知能力)を考慮した教育ストラテジーが必要であることが示唆されました。それに加えて、3側面の中で書字の習得だけが、言語的知識の習得を介して文章作成能力と関連していることが発見されました。

冬眠するブラックホール | 東京大学

www.u-tokyo.ac.jp/focus/ja/press/z0310_00026.html
東京大学情報基盤センターの三木洋平助教、筑波大学計算科学研究センターの森正夫准教授、尾道市立大学経済情報学部/国立天文台の川口俊宏准教授の研究グループは、Oakforest-PACS(オークフォレストパックス、注2)等のスーパーコンピュータを駆使し、銀河衝突と銀河中心ブラックホールの活動性の謎を世界で初めて明らかにしました。銀河中心ブラックホールは、これまで銀河衝突により激しく活動すると信じられてきました。衝突によって銀河円盤の物質が中心に落下し、ブラックホールに落ち込むことでその活動にスイッチが入ります。しかし銀河衝突が中心で起こった場合、事態は全く異なります。矢が正鵠を射ぬくがごとく、中心に衝突した銀河がブラックホール周辺のガスを持ち去ってしまい、エネルギー源を失ったブラックホールは活動を停止し静かに眠りにつくのです。

三菱重工 | MHIETが純水素を燃料とした水素エンジンの燃焼試験を実施 産総研と共同で脱炭素・水素化社会を見据え、水素100%の安定燃焼を実現へ

www.mhi.com/jp/news/210121.html?_ga=2.165261751.947864250.1611663749-1673703004.1611663749
三菱重工エンジン&ターボチャージャ株式会社(MHIET、社長:梶野 武、本社:相模原市中央区)は、従来のディーゼルエンジンやガスエンジンを母体とした水素エンジンの開発と実用化に向けた取り組みを強化しています。今回、その一環として、国立研究開発法人 産業技術総合研究所(産総研、理事長:石村 和彦氏)との共同研究により、水素エンジンの運転試験を実施しました。MHIET製の4ストロークレシプロガスエンジン「GS6R2〜GS16R2」シリーズ(ピストン径170mm × ストローク220mm)を改良した単気筒エンジンを、産総研 福島再生可能エネルギー研究所(福島県郡山市)に設置。試験を通じ、CO2を排出せずクリーンな水素を100%として安定燃焼できる条件を見出しました。

宇宙から飛来した隕石から新鉱物ポワリエライトを発見〜小天体の衝突過程、地球内部の変化等を探る重要な鍵に〜

国立研究開発法人海洋研究開発機構(理事長 松永是、以下「JAMSTEC」)高知コア 研究所の富岡尚敬主任研究員を中心とする研究グループは、隕石中に発見したカンラ ン石の化学組成を持つ高圧相を新鉱物「ポワリエライト」と命名し、この度、国際鉱 物学連合により正式に認定を受けました。
石質の隕石や地球のマントルには、カンラン石(ペリドット)が豊富に含まれていま す。研究グループは、小惑星同士の衝突による高温高圧環境を経験した隕石を高分解 能の電子顕微鏡で調べ、「イプシロン相」というカンラン石の新しい高圧相を2017年 に世界で初めて発見しました( <www.jamstec.go.jp/j/about/press_release/quest/epsilon/index.html> 解説記事参照)。今回、新たに2種類の石質隕石中にもイプシロン相を見つけだし、 電子顕微鏡以外の手法も用いてデータを積み重ねました。これらの詳細なデータをも とに、イプシロン相を新鉱物ポワリエライト(poirierite)として提案していまし た。

www.jamstec.go.jp/j/about/press_release/20210122/

ネコのマタタビ反応の謎を解明 −マタタビ反応はネコが蚊を忌避するための行動だった− | 京都大学

www.kyoto-u.ac.jp/ja/research-news/2021-01-21
金子周司 薬学研究科教授、宮崎雅雄 岩手大学教授、上野山怜子 同修士課程学生、西川俊夫 名古屋大学教授、英国・リヴァプール大学の研究者らの研究グループは、ネコのマタタビ反応が蚊の忌避活性を有する成分ネペタラクトールを体に擦りつけるための行動であることを解明しました。

シグナル情報伝達を担うRNA由来の液性因子を発見 ~炎症疾患の新たな核酸医薬開発に期待~

https://www.jst.go.jp/pr/announce/20210120/index.html

東北大学 加齢医学研究所の小川 亜希子 助教と魏 范研 教授(前 熊本大学 大学院生命科学研究部)は、RNA修飾を網羅的に検出する「モドミクス技術」を用いて解析し、東北大学 大学院薬学研究科の井上 飛鳥 准教授、熊本大学 大学院生命科学研究部の富澤 一仁 教授、井上 俊洋 教授、熊本大学病院の谷原 秀信 病院長、東京大学 大学院工学系研究科の鈴木 勉 教授、東京大学 大学院理学系研究科の志甫谷 渉 助教、濡木 理 教授らと共同研究を行い、RNA修飾の代謝後に生じる「-メチルアデノシン(mA)」が強力な受容体シグナル応答を引き起こし、アレルギーなどの炎症を惹起することを発見しました。

野生ニシローランドゴリラにおいて集団レベルの右利きを発見 -ヒトの利き手の進化的起源が言語の獲得より前に遡る可能性を示唆-

https://www.kyoto-u.ac.jp/ja/research-news/2021-01-20

本研究では、ガボン共和国ムカラバードゥドゥ国立公園に生息する野生ニシローランドゴリラ21頭を対象に、草本植物であるアフリカショウガ(Zingiberaceae)の採食操作に使用する手の左右性の観察を行いました。合計4,293事例のアフリカショウガ採食行動を記録した結果、全21頭において個体レベルで明確な利き手が見られることが明らかになりました。さらに、21個体中15個体が右利き、6個体が左利きを示し、統計的に有意な集団レベルの右利きが検出されました。野生下のゴリラにおける集団レベルの右利きは本研究が初めての発見となります。本研究結果は、ヒトの利き手の進化的起源が言語の獲得より前に遡る可能性を示唆しています。