「 不整脈が全身の炎症を起こすメカニズムを解明 」 ― 心筋細胞から放出されたミトコンドリア由来セルフリーDNAが炎症反応を誘導 ― | 東京医科歯科大学

【ポイント】 不整脈の一種である心房細動は、全身の炎症反応を誘導して全身性合併症を起こします。これは以前からよく知られた現象ですが、その原因は不明でした。 心房細動では高頻度に興奮した心筋細胞がセルフリーDNA、特にミトコンドリア由来のセルフリーDNAを放出することが明らかになりました。 セルフリーDNA はマクロファージに取り込まれ、非メチル化 DNA であるミトコンドリア由来セルフリーDNA が TLR9 を介して炎症反応を誘導していました。 血中セルフリーDNA の心房細動の発症・重症化予測マーカーとしての応用と、炎症をターゲットとした新規治療法開発への応用が期待できます。

www.tmd.ac.jp/archive-tmdu/kouhou/20210318-3.pdf