惑星系の化学組成は誕生前から多様? | 理化学研究所

国際共同研究グループは、「原始惑星系円盤[2]」が形成され始める若い天体に着目し、アルマ望遠鏡を用いて、ペルセウス座分子雲[3]に属する約50個の原始星周りのガスの化学組成を調べたところ、天体ごとのガスや塵の総量などの違いを考慮に入れても、メタノールとアセトニトリルの存在量は天体によって100倍以上異なることが分かりました。一方で、それらの分子同士の存在量比は良く相関していました。また、より複雑なギ酸メチルあるいはジメチルエーテルのメタノールに対する存在量比は、ガスの密度が高いほど高い傾向にありました。これらの結果は、同じ領域の分子雲で惑星系が誕生したとしても、異なる化学組成の惑星系となり得る可能性を示しているとともに、惑星系形成に伴う有機分子の生成・進化過程の理解の大きな手掛かりとなるものです。
www.riken.jp/press/2021/20210319_4/index.html

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